白内障日帰り手術

SURGERY

白内障とは

目の機能は、カメラに似てます!
「フイルム」=「目の神経」
「レンズ」=「水晶体」

水晶体は年齢と共に濁ってくるため、視力の低下、かすみ・見えづらい・眩しい等を自覚します。(特殊な例ですが、先天性、外傷性も有り)
間療法、高価な薬を飲んで、若返る夢のような薬はありません。
白内障も同様治らず、濁り・見づらさが倍増し、濁りのため失明にする
可能性があります。

【手術をしなかったら・・・】

体調が悪いと手術を受けるのが難しいため、体調の良いうちに手術を受けることが大切です。 見えづらい、かすむ、運転免許更新できないと、生活に支障を及ぼしお困りならば、ぜひ手術をお勧めします。

しかし、あまり困ってないのに、手術する必要はありません。見えずらい、かすむと、困った時が白内障の手術する時期なのです。
白内障は生活の質を上げる手術でもあります。
体調が良く、お元気なうちに・・
昔のような、「明るい見え方」を取り戻せるよう、
スタッフ一同 お手伝いをさせていただけたらと考えております。

「白内障の手術」

ほんの数ミリの傷から濁った水晶体を、特殊超音波機械で綺麗に掃除吸引し、新たに眼内レンズを入れます。
平日のお昼時間に、白内障の日帰り手術を行なってます。
手術時間は10分程度(目の状態で異なりますが)で終了し、一日は眼帯となります。

手術日は皆様お一人で来て、お一人で帰宅することがほとんどです。

早く手術したら良かった、と喜ぶ方や、白内障でくすみが取れたため、こんなに台所が汚れてるとは思わなかったと、びっくりした喜びの声もきかれます。

一度、白内障の手術したら白内障には、なりませんが、手術後数ヶ月~数年経過後、レンズの裏が濁る方がいます。これは、当日外来で、レーザーできれいにする事が可能ですので、白内障の手術をして、最近見づらい?と思う方は、検査をご案内してます。

当医院では、早期対処のため1年に1回は定期検査をお勧めしています

「手術にあたって」

【手術の時間】
日帰り手術専門のため、昼11時半~1時半の間に行なってます。
手術当日は、前処置(点眼)あるため、10時過ぎに来院し、
ご帰宅は、手術後の安静時間も含め1時過ぎには徒歩で帰宅されます。

【手術は痛い?】
ご安心ください、十分に局所麻酔を行なうので、痛みを訴える方は滅多にいません。
患者さんからすぐに終わり、心配して損したと笑い話もありました。

【手術へのご協力】
手術中は、指示により目を動かしたり(右を見て・・、左を見て下さい等)患者さん側の協力が重要です。
顕微鏡を使いながら行うため、急に動いたり、目の動きに協力を得れない場合は、とても危険です。目の動きは練習するように指導します。

【手術の傷】
ほんの数ミリの傷で、上まぶたに隠れるため見えません。

「手術後のこと」

【手術後の経過・通院】
翌日、3日後、1週間後、2週間後、1ヶ月後、2ヶ月後、3ヶ月後、そして年に1度の定期検査となります。

【術後の目薬】
術後3ヶ月間は、3本~1本の処方目薬を使用して点薬促します。
【術後のお風呂】
いずれも水が目に入らないように注意して下さい。
顔は、1週間はタオルを絞り、拭くのみです。翌日よりお風呂シャワーを首から下のみ可。

洗髪はご自身では7日後より可。(美容院等なら翌日可)

【術後の見え方の状態】
長い年月の濁りが取れるため、明るい、かすむ感じが無くなったと言われます。
手術後は、明るさに慣れるまで、時間がかかる方もいます。
眩しすぎて、涙目になる方には、点眼処方を行ないますし、心配な方は防御用に適したメガネの取り扱いをしていますので、お尋ねください。(2500円程で、UVカット、眩しさ和らげる薄い色付き等あり)
【合併症・危険性】
当医院は、手術時は完全な滅菌機械、衛生用品の手術着等、使い捨ての製品を使用し、感染防止に努めてます。
手術時の危険性として、0.3%未満に手術中レンズを入れる袋が破れるという報告があります。この場合は再手術が必要となります。
また、0.1%未満で、眼内の大出血、角膜混濁、感染による失明等の報告もありますが、当医院では今まで無いので、ご安心ください。

手術後の、視力が変わらない場合に考えられること

患者さんより、○○市で白内障の手術をしたけど、変わらないと
聞くことがあります。
手術方法は皆同じです。が、何が違う?と考えると・・・
例えばその方は、内科の病気(糖尿病など)眼科の病気(目の神経弱い・強度近視・緑内等)等考えられます。

病気を持っている全ての人ではありませんが、視力は、もともとの既往に関係します。(特に糖尿病は、目や手、足の神経を弱くするため、注意が必要)

白内障の手術はレンズを取り替える手術ですので目の神経(フイルム)が弱ってたら、いくら高級なレンズを替えても、写真はきれいには写らないと同じです。

手術前に十分に検査はしますが、濁った白内障を通し検査をするため患者さん側、診察側、鮮明に神経(フイルム)は見えづらいのです。
ただし、もともと病気がある場合でも、濁りを除去するので視力は変わらずとも、明るくなったという方は多いです。
手術前には、リスクの説明をおこないます。いろいろな方が、いろいろな病気を持ってます。うのみにせず、すべて一概に言えないのが現状です。